【千葉県習志野市】猫 及び 猫の飼育に関する事
飼い主のマナーを守りましょう!!
飼い主が正しい飼い方を知らないと、動物の健康を害するだけでなく、人に迷惑や危害を及ぼす原因にもなります。
飼い主は、命あるものである動物を飼育するうえで、その習性や生理を理解し、愛情をもって終生飼養する責任があります。
猫の飼い方について
室内で飼うようにしてください
屋外には感染症等の危険があり、また、地域住民にふん尿で迷惑をかけることでトラブルの原因となります。猫は、登り降りなどの上下運動ができれば、家の中でも十分運動になり、事故等に遭うこともなく安心して飼うことが出来ます。
身元の表示をしましょう
飼い主の責任の所在を明らかにし、万が一迷子になったときのためにマイクロチップや連絡先を書いた迷子札をつけましょう。
不妊・去勢手術をしましょう
メス猫は生後6か月くらいで最初の発情期をむかえ、そのあとは年に2回以上の出産をむかえる場合もあります。猫は交尾によって排卵するため、ほぼ100%妊娠し、1回に3~6匹の仔猫を生みます。もらい手のつかない不幸な命を生み出さないためにも、ぜひ受けさせましょう。
不妊・去勢手術をすると性質がおとなしくなり、扱いやすくなるなどのメリットもあります。
なお、猫を屋外で飼育する場合には、原則として不妊手術などの繁殖制限の措置を講じる必要があります。
災害時の対策について
毎日の生活では、いつどんな災害が起こるかわかりません。
いざという時、人間の避難を考えただけでも厳しい状況が考えられるのですが、そこへペットを伴って避難するとなれば、かなり困難な状況になることが予想されます。
飼い主にすれば大切なペットでも、避難所でペットと暮らすことになると、うるさい、不衛生、こんな非常時に動物などにかまっていられないなどの理由で、周りの人から迷惑がられる覚悟は必要です。
そこで、災害時の被害を最低限に抑えるために、普段から準備をしておきましょう。
平常時の備え
- ペットと飼い主と一緒の写真を撮っておく
- ケージやキャリーバッグに入ることを嫌がらないように日頃から慣らしておく
- 基本的なしつけをしておく
- 身元確認出来るものを身につける(犬鑑札や迷子札マイクロチップなど)
- ワクチンを接種しておく


猫の飼い主の方へ
都市化が進み、飼い猫の放し飼いによる迷惑問題が増えています。
猫の飼い主の方は、周辺住民の迷惑にならないよう責任をもって飼ってください。
猫は屋内で飼いましょう。
- 飼い猫が他人の敷地内でフン尿をしたり鳴き声をあげたり、猫にとっては当たり前の行動が、他人の迷惑となりご近所トラブルに発展することがあります。
- こうした問題は、屋内飼育により防ぐことができます。また、迷子や交通事故、感染症などの危険から猫を守ることができます。
- 環境を整えれば、猫は屋内だけで心身ともに健康に過ごすことができます。
(注意)千葉県動物の愛護および管理に関する条例では、猫の室内飼いを努力義務としています。
不妊・去勢手術をしましょう。
- オス猫は去勢手術をすることによって、発情期の鳴き声やテリトリー誇示のための強烈な臭気の尿がなくなります。
- メス猫は年に2〜3回出産します。1回の出産で生まれる子猫は4〜8匹です。
- 猫は自由に繁殖できる状況では、あっという間に数が増えてしまいます。
- 全国の自治体で殺処分される猫のほとんどは、繁殖制限をされていなかったために生まれた子猫です。殺処分を減らすためにも、飼い主が責任をもって不妊・去勢手術をしなければなりません。
迷子札やマイクロチップの装着をしましょう。
- 猫が迷子になったとき、災害時に行方不明になったとき、飼い主のもとに戻ってこられるように、連絡先を書いた迷子札やマイクロチップを装着しましょう。保護された場合に飼い主を特定できます。
- 身元表示をしていないと、飼い猫であることが分からず、保護されても飼い主のもとに戻ることができません。
猫を捨てることは犯罪です!
- 猫を捨てることは「動物の愛護及び管理に関する法律」第44条によって禁止されています。
- 違反した場合、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金となります。一生涯、愛情を持って飼い続けてください。
やむを得ない事情により飼えなくなった場合は、新しい飼い主を探してください。保健所・愛護センターでは新しい飼い主探しをお手伝いしています。
- 習志野保健所 047(475)5154
- 千葉県動物愛護センター東葛飾支所 047(7191)0050


ペットの災害対策
災害がおこったら (同行避難とは)
災害がおこったら、まずは自分の安全確保をしましょう。飼い主が無事でないとペットを守ることができません。二次的被害が発生するおそれがなければ自宅に留まる在宅避難も考えましょう。
災害発生時に飼い主が飼育しているペットを同行し、避難所まで安全に避難することを同行避難といいます。避難が必要な時は、ペットと一緒に避難しましょう。習志野市の全避難所において、同行避難が可能です。避難所では、動物が苦手な人やアレルギーがある人などへの配慮から、飼い主の住居スペースとは別の場所にペットの飼育スペースを設け、飼い主の責任でペットの飼養や飼育場所の管理を行うことを基本としています。
健康管理としつけ
一緒に避難したペットが避難先での生活に困らないように、日頃からしつけや健康管理、避難に必要な用具等を準備しておくことが大切です。また、災害発生時にすぐに避難できるよう、最寄りの避難所や避難経路を確認しておきましょう。
しつけチェックリスト
- 「待て」「お座り」などの基本的なしつけ(犬)
- ケージの中に入ることを嫌がらない
- 不必要に吠えない(犬)
- 人を怖がったり攻撃的にならない
- 決められた場所での排泄
備蓄品の用意
避難所にペット専用のケージ、フード、衛生用品類はありません。ペットの飼育に必要なものは、あらかじめ準備しておきましょう。
防災用品チェックリスト
- フードと水(少なくとも5日分)
- ケージ、キャリーバッグ、首輪、リード
- トイレ用品(シート、猫砂、新聞紙等)
- 食器、ブラシ、嗜好品、ガムテープ(補修等にあると便利)
- 動物の情報(写真、鑑札、健康記録等)
避難所でのペットの管理
- ペットの同行避難に備え、避難所の敷地内にはペット受入スペースを設けています。
- 原則、避難施設(体育館等)にペットを持ち込むことはできません。
- ペットの保護及び飼養は原則飼い主が責任をもって行ってください。
- 避難が長期化した場合、避難所内でトラブルが発生しないように避難所運営委員会を立ち上げ、飼い主同士で避難所の実情に合わせたルールを作り、運営に協力しましょう。
災害時における動物救護に関する協定
本市は、災害時における市民生活の安定を図るため、公益社団法人千葉県獣医師会京葉地域獣医師会と災害時における動物救護活動に関する協定書を締結しています。


所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎4階
電話:047-453-9291 ファックス:047-453-7384

( 習志野市役所公式ホームページより引用 )

