【栃木県大田原市】猫 及び 猫の飼育に関する事
猫の適正飼育について
- 猫はつなぐ義務はありませんが、交通事故や感染症の防止、又は、ふん尿などで近隣に迷惑をかけないために室内飼養に努めましょう。
- 十分な餌があり、安全でストレスが発散出来れば、犬と違って、猫は空間をうまく使えるため、生活にあまり広い場所を必要としません。
猫を飼うなら『4S』
あなたの周りの方がみんな猫を好きとは限りません。
あなたの猫が周りの方に迷惑をかけたり危害を与えたりしないよう『4S』を守り、責任を持って飼いましょう。
また、栃木県では、人と猫が共生していくための基本的なルールを示した『栃木県 猫の適正飼養ガイドライン』を平成28年に作成しました。このガイドラインは、猫が好きな人や嫌いな人、猫に関心のある人やない人など様々な考え方を持っている人がいる社会の中で、一定の共通認識・共通理解を持っていただくことを目的としています。
【飼養頭数のコントロール】
猫は繁殖力が強く、1頭のメスから1年間に20頭以上の子猫が産まれることもあります。十分な手間とお金をかけてもらえない不幸な命を増やさないために、不妊去勢手術を行いましょう。
早めに手術を行うことでリスクを減らすことができる病気もあります。
猫の生態や習性を正しく理解し、飼い主の責任として、最後まで愛情を持って飼いましょう。
室内で飼っていても、雷や花火などの大きな音に驚いてパニックになったり、窓やドアのわずかな隙間から出て行ってしまったりして行方不明になるケースがあります。首輪に迷子札(飼い主の名前、住所、電話番号を記載)をつけて所有明示をしましょう。
マイクロチップの装着は、外れる可能性がほとんどないため、より効果的です。
猫は十分な食べ物があれば必ずしも広い空間を必要とせず、安全でストレスを発散できる環境を整えることによって、室内のみで飼養することができます。
交通事故や感染症の危険性、迷子、鳴き声や糞尿による近隣トラブルの回避につながることから、猫は室内で飼いましょう。
増やさないのも愛
当センターには、毎年4,000件以上もの猫に関する苦情・相談が寄せられています。
そのほとんどが、「庭に糞尿をされる」「車・家屋等を傷つけられる」「敷地内で子猫が生まれた」などであり、その猫たちは不妊去勢をしていない飼い猫や無責任なエサやりにより増えてしまった猫であることが多いようです。
あなたがしている猫の不適切な飼い方や「かわいい」「かわいそう」という感情だけでエサをあげている行為が、周りの人に迷惑をかけ、苦情の元になっているかもしれません。
また、生まれてくる猫の全てが幸せになるとは限りません。中には交通事故にあってしまったり、ほかの猫との生存競争や病気など過酷な生活を強いられる猫も少なからずいるのが現状です。
猫を飼うことで発生する義務
マイクロチップ情報の登録義務・マイクロチップの装着努力義務
マイクロチップが装着されている猫を購入したり、譲り受けたりした場合などは、飼い主の情報を登録しなければなりません。
また、マイクロチップが装着されていない猫を飼っている、これから飼う場合には、マイクロチップを装着し情報を登録するよう努めなければなりません。

( 大田原市役所公式ホームページより引用 )