【栃木県下野市】猫 及び 猫の飼育に関する事
■猫の正しい飼い方
屋外にいる猫による苦情が増えています。苦情内容は、「猫が敷地内にふん尿をする」「車に乗られて傷がつく」「庭木で爪とぎをする」「物を壊す」「猫が集まることにより匂いがする」などです。人によっては猫に対するアレルギー反応により、生命に関わることもあります。
県では、猫の適正飼養の推進として次のとおり4Sでの飼い方を勧めています。
◆室内飼養
市内だけでも毎年約200頭の猫が路上で亡くなっています。猫は十分な食べ物があれば必ずしも広い空間を必要とせず、安全でストレスを発散できる環境を整えることによって、室内のみで飼養することができます。野良猫に対してかわいそうだからとエサをあげ、かわいがるのであれば、きちんと室内で飼いましょう。
◆飼養頭数のコントロール
猫は繁殖力が強く、1頭のメスから1年間に20頭以上に増えることがあります。きちんと飼うことができる頭数で飼養しましょう。市では、猫の避妊去勢手術の補助金助成制度を設けています。申請条件などについては、環境課にご相談いただくか、市ホームページをご確認ください。
◆終生飼養
飼い主は、命を預かる者として、猫の生態や習性などを十分理解し、健康と安全に気を配り、その命を終えるまで愛情と責任を持って飼いましょう。
◆所有者明示
災害時や逃げ出した場合に備えて、首輪に鑑札をつける、マイクロチップの情報を確認しておくなど、対策をしておきましょう。
犬猫の避妊及び去勢手術補助金
市では、犬猫の無秩序な繁殖を抑制するため、犬猫の避妊や去勢手術に必要な経費に対し、補助金を交付します。
補助の目的
- 周囲に対する危害や迷惑の防止
- 動物の愛護や管理についての意識の高揚
対象となる飼い主
- 下野市の住民基本台帳に登録されている方
- 市税を滞納していない方
対象となる犬猫
- 毎年度1世帯につき、飼われている犬1頭・猫1匹
- (犬の場合)市への飼い犬登録及び狂犬病予防注射を受けて市に届け出をしている犬
補助金額
避妊手術
犬 5,000円
猫 4,000円
去勢手術
犬 4,000円
猫 3,000円
申請方法
以下の書類を、手術を行った日から30日以内に環境課へ提出してください。
- 下野市犬猫避妊及び去勢手術補助金交付申請書(様式第1号)
- 下野市犬猫避妊及び去勢手術補助金交付請求書(様式第4号)
- 手術を行った獣医師が発行した領収書の写し
- 3において費用の内訳が確認できない場合は、内訳の確認できる明細書の写し
注意点
- 申請書と請求書の名義が、領収書のあて名の方と同一である必要があります。
- 予算の範囲内での補助となります。交付が受けられるか不安な方は、事前に予算額について環境課にご確認ください。
( 下野市役所公式ホームページより引用 )