【栃木県那珂川町】猫 及び 猫の飼育に関する事
猫を飼うなら4Sで飼いましょう
S1 飼養頭数のコントロール(不妊・去勢)
- メス猫は、生後8~9ヶ月で最初の発情が来て、放っておくとあっという間に増えてしまいます。発情は年に2~3回で3~5週おきに、約1週間続きます。オス猫自身は子猫を産みませんが、他の場所でメスと交配することで、結果的に猫を増やしてしまいます。生後半年位から手術を受けることができます。ご近所に迷惑をかけないよう、早めに不妊・去勢をしましょう。
S2 終生飼養
- 猫の寿命は14年程です。飼い主には、その一生を見届ける責任があります。やむを得ず飼えなくなった時は新しい飼い主を探してください。
S3 所有者明示
- 猫が迷子になっても帰って来られるように、首輪の名札(飼い主の名前、住所、電話番号)やマイクロチップにより所有者を明らかにしましょう。猫が迷子になった場合は、栃木県動物愛護指導センター、警察署、役場生活環境課に連絡しましょう。
S4 室内飼養
- 猫は十分なエサがあって、安全でストレスが発散できれば、空間をうまく使えるため広い場所は必要としません。室内で飼うことで、家出や迷子、交通事故、病気の感染、鳴き声やフンによる近隣トラブルも防止できます。
問い合わせ
栃木県動物愛護指導センター ☎028-684-5458
愛猫と幸せに暮らせるよう、猫の習性を理解し、ルールを守って正しく猫を飼いましょう。
※猫の正しい飼い方について詳しく知りたい方は、栃木県動物愛護指導センターのホームページに掲載されている「栃木県猫の適正飼養ガイドライン」をご覧ください。
※野良猫に対して、かわいい・かわいそうというだけの無責任なエサやりは、周辺の迷惑となるだけでなく飼い主のいない猫を増やすことにつながります。無責任なエサやりはやめましょう。
飼う前に考える8つのポイント
① ペットが寿命を迎えるまで、責任を持って飼い続けることができますか?
・猫は15~20年以上生きることがあります。その一生に対して責任を持ち、猫が高齢になって介護や通院が必要になっても毎日欠かさず世話をすることができますか。
② 家族全員が賛成していますか?
・ペットを飼うことに家族の理解・協力は不可欠です。飼い主が突然のアクシデントで世話ができなくなった時に、家族の協力を得ることができますか。
③ 家族の健康面で猫を飼うことに支障はないですか?
・家族にアレルギー体質の人がいる場合、猫の毛や排泄物などにアレルギー反応を起こす可能性があります。飼う前に医師に相談するなど慎重な判断が必要になります。
④ 猫を飼うことができる居住環境ですか?
・現在の住居が猫を飼うことができる環境であることは、必要不可欠です。現在飼える状態であっても、転居や転勤の予定がある場合は、慎重な判断が必要になります。
⑤ 不妊去勢手術ができますか?
・猫は繁殖率の高い動物で、自由に繁殖できる状況ではあっという間に増えてしまいます。不幸な命をこれ以上増やさないため、不妊去勢手術ができますか。
⑥ 室内飼養ができますか?
・猫にとって屋外には、交通事故や感染症などの危険が潜んでいます。また、飼い主の気づかぬところで近隣に迷惑をかけているかもしれません。このような危険やトラブルを回避するため、室内飼養ができますか。
⑦ 猫の一生にかかる費用を考えてみましたか?
・猫の一生に責任を持つためには、エサやトイレの砂で月々約2,000円の他、不妊去勢手術代やワクチン代など、15年で50万円以上の費用がかかります。
⑧ 万が一の場合を考えてみましたか?
・地震や洪水などの災害時や、飼い主の病気など、万が一飼えなくなった場合に備えて、代わりに飼ってくれる人を見つけておきましょう。
那珂川町役場 生活環境課生活交通係
〒324-0692 栃木県那須郡那珂川町馬頭555
電話:0287-92-1110 FAX:0287-92-3699
E-mail:skotsu@town.tochigi-nakagawa.lg.jp
( 那珂川町役場公式ホームページより引用 )