【茨城県茨城町】猫 及び 猫の飼育に関する事
茨城町 猫の飼い主さんのルールとマナー
猫の屋外飼いはやめましょう
猫を屋外で飼うと、他人の庭でふん尿をしてしまったり、畑を荒らしてしまったりと周辺住民へ迷惑をかけてしまうことがあります。また、猫自身にも交通事故や病気がうつってしまうなどの危険があります。猫のためにも猫は室内で飼いましょう。 【茨城県動物の愛護及び管理に関する条例】屋外は猫にとって危険がいっぱいです。また,糞尿やいたずらなどで近隣とのトラブルになることもあります。このような危険やトラブルを避けるために,猫は屋内で飼育しましょう。
快適に室内で過ごさせてあげるために・・・飼い主さんができる準備
●トイレ 一日一回以上掃除して清潔に保ち、猫の数より一つ多めに用意するといいでしょう。 ●つめとぎ 猫はつめをといで、マーキングやストレス発散をする習性があります。家具や柱でつめをとがないように、専用のつめとぎを用意してあげましょう。 ●遊具 猫は上下運動を好みます。猫用のキャットタワーを用意したり、家具を階段状に配置したりして、高いところに昇り降りできるようにしましょう。 ●くつろげる場所 猫は狭いところが大好きです。体がすっぽり入る程度のハウスにタオルなどを敷きます。リラックスできる場所を作ってあげましょう。 ●隠れる場所 猫は本来臆病な動物です。何かに驚いた時に猫が逃げ込めるスペースを用意しましょう。 ●所有の明示 万が一,逸走した場合や緊急災害時のために,名札,マイクロチップ等の飼い主の明示をしま しょう。 ●低カロリーの食事 運動量の減少や、不妊去勢手術による代謝の変化からの肥満を予防します。所有者明示をしましょう
猫が脱走し行方不明なってしまった際に、首輪に名前や連絡先、又はマイクロチップを施しておくことで猫が飼い主のところに戻ってこられる可能性が高くなります。避妊・去勢手術をしましょう
繁殖を望まない猫に関しては、飼い主が責任を持って避妊・去勢手術を行いましょう。。
猫による被害について
猫が庭などに入ってきて困っている
猫が庭や花壇・畑に入り込み、フンや尿をするのは、周辺のどの場所よりもその猫にとって快適な場所だからです。 猫にとって快適な場所とは「人の出入りが少なく、静かで安心できる場所」「やわらかい土や砂、芝生等があり、落ち着いて排便できる場所」「エサを探し歩かなくても簡単に得られる場所」などです。猫が来ないようにするためには、猫が気に入っている環境を変えることです。 しかし実際にはなかなか難しいことです。そこで、インターネットなどで取り上げられている方法を以下にまとめてみました。対策前の留意事項
- このページに記載した方法は比較的効果がある方法とされていますが、猫の個体差もあり、絶対に効くというものではありません。
- 対策を試される場合は、予め猫の侵入経路、利用通路、フン尿をする場所等の調べてから行うことで効果を上げることができると思われます。
- これらの方法は一回で効くものではありません。「反復継続して行う」「複数の方法を組み合わせて使う」などが重要です。
- 猫は愛護動物です。虐待にあたるようなことはしてはいけません。法律で罰せられます。
対策(1):臭い編(忌避剤)
- 猫の嫌がる臭いなどによって猫を近づけにくくする方法です。
- 雨や風で効果が薄れたり、持続しない場合があるため、継続して使用・散布することが必要です。
- 猫が臭いに慣れてくると効かなくなることがあります。使用する際は定期的に種類を変えることをお勧めします。
- 臭いがきつい場合や色が付いてしまう製品もあります。あらかじめ近所の人にも説明をしておきましょう。
市販の忌避剤
ホームセンター等で販売されている猫除け用の薬品です。 液状、粒状スプレー式のものなどがあります。木酢液、竹酢液
独特な臭いを猫が嫌がります。また、消臭効果や虫除け効果などもあります。 希釈して散布、容器に入れる、またはスポンジや布に浸透させて置いておきます。- 参考(加工して使う場合)
- 500mlの空のペットボトル容器に材料を入れる。
- 1~2日後にレモンバームと唐辛子を除く
食用酢
原液もしくは原液を2倍から10倍程度に薄めたものを散布、容器にいれる、またはスポンジや布に浸透させて置いておく。 即効性はありますが、持続時間が短く、また植物に有害です。香りの強いハーブなどの植物
植物の強い臭いを猫は嫌がります。直接植えたり、鉢植えにして置いたり、香料を置くなどの方法があります。 猫が臭いに慣れた場合は効果が見込めませんが、景観への配慮や防虫効果、枯れない限り効果が続くなどのメリットがあります。 (繁殖力が強い植物にはご注意ください。) 【植物の例】 ローズマリー、ラベンダー、ペパーミント、ランタナ、タマネギ、ニンニク、チャイブ、柑橘系など 重曹 消臭効果があるので、尿などのマーキングの臭いを消せます。粉のまま撒くか、水に薄めてスプレーします。食品用・掃除用どちらも使えます。 土壌に蒔くと一部の植物に影響を与えるので注意が必要です。 重曹自体に忌避効果はないため、他の方法と組み合わせる必要があります。対策(2):構造物編
猫の侵入口を塞いだり、フンの被害のある場所に設置することで、被害を防ぎます。 隙間を作らないようにする必要があります。トゲシート
ホームセンターや園芸店などで販売されているトゲつきのシートを敷きます。 猫が通れる隙間を作らないことと、動かないように固定する必要があります。トゲのある植物
トゲのある欲物を植えたり、葉を撒きます。 【植物の例】 バラ、サボテン、カラタチ、ヒイラギ、ピラカンサ、地面に沿うタイプのコニファーなど地面を覆う植物を植える
地面を覆う植物を植えます。 10~30cmぐらいの高さに茂っていると、猫は茂みを嫌がります。 【日当たりのよい庭に適した植物の例】 タイム、ヘリクリサム、ビオラ、オランダイチゴ、ケンタッキーブルーグラス、ブルーフェスク、リボングラスなど 【日陰になりやすい庭に適した植物の例】 アイビー、ツルニチニチソウ、斑入カキドオシ、ラミウム類など ※茂みの高さができるだけ高く、密であることが望ましいです。柔らかそうな裸の土を見せないことがポイントです。 ※軽石等を敷く方法と併用すると全体を植物で覆う必要がなくなります。 さらに、ハーブ系・柑橘系の香りがする植物の場合は相乗効果が期待できます。金網や柵
猫が飛び越えられない高さで敷地を覆うか、侵入口を塞ぎます。水を撒く
ホース等を用いてたっぷりと水を撒く。(猫は水を嫌います)その他設置することで効果が期待できるもの
- 釣り糸、テグス:足などに引っかかり、猫は嫌がります。
- アルミホイル:乗ったときの感触や音を猫が嫌がります。(風に飛ばされないように注意が必要)
- 灰(園芸用など):足に付き、猫が嫌がると言われています。
- 割り箸:土に刺すことで、トゲシートの代用に使えます。(雨風等で腐ること、倒れることに注意)
対策(3):機器・装置編
水鉄砲など
猫は水で濡れることを嫌うので、追い払うことだできると言われいています。但し、強い水流を直接かけないで下さい。 ※人がやっていることが分かってしまうと不在時に侵入するようになるので、猫に見破られないように隠れてすることが必要と言われています。 ※柑橘系の匂いを含んだ水を用いると相乗効果が期待できます。ブザー
防犯コーナーに販売されている遠隔操作式のものやセンサー付きのもの。猫が来た際に鳴らすと警戒して近寄らなくなると言われています。超音波発生器
センサーで猫を感知し、猫にはよく聞こえる超音波を出して猫を追い払います。 設置後すぐに効果が現れる場合や時間がかかる場合もありますが、効果が高い装置です。 耳が聞こえない猫など、一部の猫には効果がありません。( 茨城町役所公式ホームページより引用 )